切れる


 2泊3日で母の見舞いに来てくれていた叔母たちも帰り、今日は、休みで半日ベッドにつきそわないといけない覚悟だった。そのため、午前中にやれることをあせってとりかかった。洗濯、買い物、弟の入院先への見舞い、床屋、実家の置き薬の支払い。途中、携帯電話の電源が切れているのに気づきあせる。最近、毎日充電しないと、翌日には切れる。あせって頓服薬(ソラナックス)も忘れてきたこともかさなり自らの落ち着きが切れてイライラする。

 母の病院へ到着。薬が効いているのか、熟睡状態だった。昨日の苦しい様子からするとホットした。顔と手足、肩口をおしぼりでふきとった。声かけしても少し反応する程度で目が覚めないようだ。いったん自宅に戻り、ソラナックスを飲んで一眠りし、再度様子を見に病院へいった。今度はぼんやりとだが会話ができた。しかし、母はすぐに眠りに入ってしまうのでそこそこで引き上げた。帰る途中に、母親用のリハビリパンツを買いにドラッグストアへ入った。なんと、ここでも在庫が切れていた。