診断書も信じてくれない上司、うつへの理解は  カウンセリングルーム佐世保

10月26日(土)おはようございます。


柿の日


1895(明治28)年のこの日、俳人正岡子規が「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」の句を詠んだ日。

全国果樹研究連合会が2005(平成17)年に制定した日。

我が家では、生ハムで包み込んでデザートにして食べます。

秋の旬な食べ物は、何をイメージされますか?


 さて、診断書も信じてくれない上司、うつへの理解は


 ある職場で「うつで休養すること」の診断書を職場に提出したところ、部長と課長は療養を許可してくれたのですが、直属の上司が許可をくれませんとの相談がありました。

その際、「紙切れ一枚で2週間休もうなんて甘い。何考えているんだ。眠れないなら、寝るな。

それでぶっ倒れたら認めてやる。下らない事は考えるな。月曜日必ず出勤するように。」と言われたそうです。

うつは理解されないものなのでしょうか?このことを言われてから、さらに職場が怖くなってしまいましたとのことでした。

また、私は出勤したほうが良いのか、療養を取ったほうが良いのか分からなくなってしまいましたとの相談です。

 メディアでもたびたびうつについて取り上げられているのですが、まだまだ、うつは風邪といっしょと考える人も多く、一週間でもすごく休みすぎと考える人が多いのも事実です。


ある管理職は、うつは病気でないと医師に抗議にいった話もあります。

 インフルエンザの症状からしても、外見からわからないのがうつなのですが、まだ、理解がなく、うつのかたの辛さを強めているのです。


 そのため相談者も休むことに罪悪感を感じて、ゆっくり休めない人も多くおられます。

 上司は、自分とその上司のことしか考えることしかできないのです。

とにかく、ご自身を大切に休むことが先決です。上司や職場のことは、状態がよくなって考えることにされてください。

 上司や職場に怒りを感じて行動しても、そういう行動ができるなら、なぜ休むのかとさらに立場を悪くすることもあります。

 上司からの暴言などを書面でも記録しておき、後日の相談用に保管されておいてください。可能であれば録音もあると行政機関での相談がしやすくなります。

 うつでの休職は、2週間でも短いときがあり、勢いで出勤され、さらに悪化することも注意されておいてください。



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