上司どおしの人間関係の争いがありませんか、現場は、うつのリスクが  カウンセリングルーム佐世保

9月14日(土)おはようございます。

コスモスの日

バレンタインデーから半年目の今日、プレゼントにコスモスを添えて交換し、お互いの愛を確認しあう日といわれています。

 ちなみに赤い秋桜(コスモス)の花言葉は「愛情」です。

また、メンズバレンタインデーとしても登録されています。


今日も、愛のおもてなしで、男性、女性にかかわらず、尊重しあう日であられますように、感謝。


上司どおしの人間関係で争いがありませんか、現場は、うつのリスクが

 ある職場でよくある話

例えば、部長と次長の意見が合わないなどの話はどこの職場でもありますよね。そのために、下で働くものは、その両方の言い分をある程度、聞いていかなければならない。

 ある時、部長と次長が言い争いになり、会議室で怒号が、当然、職場の雰囲気は悪くなるし、その怒号が誰にむけられるか、みんな警戒しますよね。

 そういう状況だと、上の人は、現場のことがおろそかになり、いかに自分に振り向いてくれる部下を味方につけようとしてどちらかが職場にいないと、飲み会が急に設定されたりと、現場のスケジュールも左右されてしまいます。


 現場の職員の悩みなど、聞く耳もないという雰囲気がただよいはじめ、組織は病的な環境になっていきます。

さらに、上の支店長や役員クラスも、見てみぬふりをする。


 ある職場で、課長が、役員に部長、次長の仲裁をしてくれるように頼みました。しかし、役員は、ただ、こいう話があるようだと部長、次長に伝えたのか、両者とも、ちくったと課長に怒る始末。

 さらに、両者の仲も悪くなり、部長は何と課長に、「次長には話が通じない、おれが話すと聞かないから、課長から俺の言い分を次長に伝えるように」と命令した。

 課長も話を柔らかくして次長に伝えたが、次長は、「何で部長の話を課長から聞かないといけないのか、そんな話を聞くお前もお前だ」と事態が悪化しました。

 このような職場だと、仕事よりも、上司の機嫌とりが仕事の比重が高くなるのは当然で、精神的な負担も大きくなります。

企業だけでなく、似たような状況は、行政関係でも多いようです。

 どちらも、向くべき方向は、お客や市民であるべきなのですが、そんな環境でうつに陥る現場の人も増えてしまいます。


 抜本的に、競争心は大切ですが、本来の使命を失っている組織に振り回されないようにしないと、上司の罵声で現場の職員は委縮してしまうのです。感受性が高かったり真面目な職員ほど、気がかりになります。

 正義感をもって行動をするか、摩擦を回避するかもこれからは、自分の仕事の基盤となる健康を損ねては、生活基盤を失うことにもつながることを認識しておいてください。

 職場の罵声が別の人にむいているのに、真面目な人ほど自分が怒られているような張りつめた空気がこころを傷つけていきます。

ほとんどの組織でうまくいかないのは、ボトムアップメンタルヘルスです。あるパターンにはまりこんだ組織を変化させるには、トップの意識を変えなければいけない時代です。

 一人で戦わないでください。様々な角度から解決策をカウンセラーと話していくことも選択肢の時代です。



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