心を整える

長谷部誠(著)…幻冬舎

勝利をたぐり寄せるための56の習慣

図書館に7月に予約をいれてやっと、順番が回ってきて手にした。全日本サッカーキャプテン長谷部さんが、綴った本。印税は、全額、東日本大震災の支援にあてられる。テレビでしか知り得ない、プロの世界の厳しさを教えてくれる本でもある。お酒も、ケガの原因になるので、月に1,2回しか飲まない。ヨーロッパで活躍するメンバーが一同に集まっても、お酒を誰も頼まないなど、驚いた。また、キングカズこと、三浦和良さんも、料理痔には、淡水化物をほとんどとらないなど、今でもプロとして自分の体を大事にしていることなど面白いエピソードが詰まっていた。
 

心は鍛えるものでなく、整えるもの。いかなる時も安定した心を備えることが、常に力と結果を出せる秘訣だ。

その例の一部として、

●努力や我慢を周囲にひけらかさない
●1日30分、意識して心を静める時間を作る
●整理整頓で心の掃除をしよう
●マイナス発言は自分をも後退させる
●競争は自分の栄養になる
●運とは口説くもの
●遅刻が努力を無駄にする
●ネットバカではいけない
●自分が楽な方に流されると、誰かが傷つく
●外見は自分だけのものではない

 などのタイトルがある。また、いろんな本から、エネルギーを注入してある。本人も、目立つプレーヤーではないと言われているが、自己管理ができることは素敵なキャプテンだとほれなおした。