ヒプノセラピー(催眠療法)の癒しの方法


短期カウンセリング(ブリーフセラピー)は、催眠術

今、カウンセリングでは、短期にこころを変化させるセラピーがあります。

 言葉をみただけでは、なかなか難しいのですが、実際のカウンセリングでは、魔法がかかったように、こころの変化が現れるときがあります。まさに、催眠セラピーを生み出したミルトンエリクソンの世界が注目されています。

例えば、質問の具体例をあげると:

(1)ミラクル・クエスチョンの例
「タバコ、アルコールを止められた時、どんな世界が広がりますか。(クライアントが夢を語る)その後、では、その世界をつくるため、今、何をしたいですか」

「ある日目が覚めたらあなたは総理大臣になっていました。そしたらあなたはまず何をしますか?」

「 もしも一晩眠っている間に奇跡が起こってすべての問題が解決していたとしたら、その翌朝会社に出社したあなたはどんな行動をとると思いますか?」

(2)スケーリング・クエスチョンの例

「あなたの今の不安は1から10の数字で表すといくつぐらいですか?(仮に答え、7点として) ではその7点を5点まで下げるにはどんな方法が考えられますか?」

「あなたの試験の結果は10点満点の5点です。6点ならば合格なのでもう少しです。1点上げるためにあなたならどんな手を打ちますか?」、

不安やつらさなどを数値化・客観化することによって問題に前向きに取り組むことができるようになります。