心のさばく


 直接関係ないのに昨日の中川氏の死亡のニュースは、年齢が近いせいか、また、彼の人生のむなしさを強く感じた。

 さて、入院した母親の実家。糞尿だらけの部屋を片づけるときのむなしさ。一生外で遊べない弟の人生を考えると自分は幸せすぎるのかもしれない。

 仕事が急におもうようにできなくなった自分がうらめしい。生きているだけで世間に迷惑をかけている、いや、さらけだしている自分が恐い。「よく、生きていられるな」すぐ、横で声がする。