薬が切れる恐さ


 義妹の夫もICUを出られることになったと連絡が自分の病院の診察待ちのときに連絡があった。
 
 さて、今朝、飲む予定のうつ薬が切れていた。そのためか、たまたま寄ったショッピングセンターの駐車場誘導員の合図が、私は、行っていいの合図に見えた。しかし、止まれのサインだったようだった。怒った顔で止まれのサインを出された。次ぎの瞬間、私の体は車に止まれのサインをださなかった。とっさにハンドルを逆にとり、国道へつっこむようにアクセルを踏み込んだ。直前で頭の中で止まれのサインがでた。Uターンして誘導員のところへ戻り、本来の誘導路へ戻った。
 自分のコントロールが何をおこすかが恐い。誰かが人の悪口を言うと、その事に気分が悪くなり、言った人間はもとより、悪口を言われた人のために不快感を味わされたイライラにその人を痛めつけたくなる衝動に襲われる。自分に向けられると自分に攻撃をとろうとするもう一人の自分が一番恐い。
周囲がうつへの理解を高めると自殺者はもっと減ると思う。

 テレビでさわがれている覚醒剤は、自分のコントロールを失わせるから手に負えないのだろう。うつの薬がなくてもいい生活に戻りたいと思った。