ホームレス

さて、昨日の話の続きだ。一夜を波止場近くの公園で夜をあかし、朝は朝で明るくて、時間が長い。朝市に来ていたと思われる漁船もいつのまにか一隻2隻と引き上げていったようだ。陽も昇り、車の騒音が入り交じった街の朝がスタートしている。寝袋で寝ていたホームレスの1人は、サラリーマン姿に着替えてその場所を去っていった。他のホームレスもたぶん日雇いの仕事にでかけたようである。
1人残された私の周りには、近所の人がジョギングや散歩を楽しんでいる。これからどうしようか。

パステルアート:「観音様」