弁護士はうつ病患者を見捨てた  睡眠不足は、うつ病を招く

 2日間お休みをいただきました。

 さて、うつの発生原因は、いろいろありますが、日本のサービス残業システムにもかなり、問題があるのではと思います。

 昨日、精神科医で、Facebookの達人でもあられる樺沢 紫苑先生は、睡眠時間不足は必ず病気になりますと書かれていた。国際的なデータでは、7時間睡眠の人が一番、長生きだそうだ。

アメリカ人も夜は、家族の時間とし、基本的には、残業禁止の社会となっている。その代り、朝早く、出勤し、仕事を効率的に進める準備に入るそうだ。そのため、アメリカの通勤ラッシュは朝、6時と聞く。

他の外国でも、サービス残業は、ほとんど聞かない。以前、日本に留学して日本の職場で働いたことのある台湾女性から、「日本人とは結婚したくない」と話を直接聞いたことがある。理由は、サービス残業ばかりして、家庭を犠牲にしているからだそうだ。

残業=睡眠時間不足で、うつになる環境が増え、最終的に自殺大国日本を築きあげていると言っても過言ではないだろう。

 先日まで書いていた山田太郎のお話も、バリバリの社員としては評価されても、家族のコミュニケーションでは、かなりのマイナス点であるし、そういう風土の日本も今こそ、変わらなければいけないのでは
ないだろうか。

 確かに、経済大国で、給料が上がれば、満足感や充実感もあるのだろうけど、人間としての生きるバランスを崩しているのも事実だ。


 かつて、経済成長で、大気汚染を見過ごしてきた日本の失敗のように、経済成長と人間らしさを取り戻す施策も目をつむっている場合ではないところまできているんだと思う。

 日本の高度成長の中で労働時間が世界から批判され、残業時間の短縮は、法的に定めても、実態は、サービス残業の増加と賃金カットを招いている。