冷たい手


 肺がんで余命宣告3ケ月から1年の宣告を受けた母。今、介護施設で過ごしているが、インフルエンザの収束宣言が出ていないため、面会も限られている。面会しても、母は片肺が死んでいるため、話もきついのか、ほとんど会話を交わせない。ただ、手をにぎりしめてみると、とても冷たい。ずっと温めても、なかなか暖かくはならなかった。短い面会時間が終わる。歩けない、動けない体が悔しいという気持ちが伝わる。自宅介護ができないのも申し訳ない気持ちが苦しめる。また、元気でねと別れる。
<スポンサー広告 24時間緊急電話カウンセリング、問い合わせ受付、カウンセリングルーム佐世保では、メールカウンセリングも好評受付中>