「気づき」

あなたを変える「気づき」
木村藤子(著)…小学館
テレビにも時々、でられる木村さんの本。初の著書「気づき」の幸せは、大ベストセラーになっている。
その続編ともいうべき本(DVD付)で出版されて手にすることになった。
 木村さんの本で強く心に響くのが、「許すこと人それぞれに訳がある 時の違いの憎しみかな」だ。
人間関係でうまくいかない。あの人が憎いという相談が多い中で、誰でも欠点があり、長所があるそれに気づけば、憎しみもタイミングみたいなもので、苦しみも消え去るようなことを説かれていたと思う。今回の本でも、その一説があった。

「許しなさい。人それぞれに訳があるのです。人それぞれの心の中に楽しい時、苦しい時があり、ただ、それが違う時期に訪れることもあるのです。ある人は死ぬほどの苦しみを内に秘め、話もしたくないほどの辛い気持ちの時、あなたは飛び上がらんばかりの嬉しいことに出会うこともある。だから、あの無愛想な相手を悪く思うのはやめなさい。“時の違いの憎しみかな”の如くです。反対に事が未来において自分に訪れた時はあなたもきっと同じような気持ちになるのですから」私たちは、“いまこの瞬間”だけを生きているのではないのです。善いカルマを向上させ、悪いカルマを断ち切るスピリットは、過去・現在・未来を巡っているのです。


木村藤子さんの半生