世界を変えた言葉と哲学

11月1日付けの西日本新聞に下記のような記事が掲載されていた。文は金子勝=慶応大学経済学部教授
ジョブズ氏の死から、AERA10月17日号からの引用で始まっていた。

「リーダーと追随者を分けるのは、イノベーションだ」というジョブズの言葉を引用しつつ、彼に真骨頂じは、クリエーション(創造)ではなく、イノベーション(革新)にあった」とする。残念だが、日本にはジョブズのようなカウンターカルチャーを取り込み、イノベーションを作り出すような革新的経営者は存在しない。「社長がウツになりまして…その傾向と対策」(文藝春秋11月号)によれば、今年は企業の経営者の自殺が続いている…NEC亀屋万年堂、ルミネ、JR北海道…など、社長が会長や名誉会長、相談役にはさまれて孤立化、課長のような管理職になっている…福島第一原発事故にも誰一人として責任を問われていない…これでは危機管理ができるはずがない…

とあった。
 世の中の役にたつ人間になるために、自分が何ができるか、答えがでない日があっても問い続けること。感謝の言葉です。