世の中の不思議な仕組み

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?…山田真哉(著)…光文社新書
 この本が出たとき、不思議なタイトルとあわせて、そういえばあのトラックで物干し竿を売りにくる人って儲かるのかなという素朴な疑問があった。それを解説しながら、会計学の基本を紐解いた本。これと同じような疑問で、エアコンの取り外しは、電器店などに頼むと数千円取られるのに、0円ですという広告を出す業者もいる。さおだけ屋は、それだけでなく、副業的にやっているので潰れないことが書かれていて、読むとうなずけるところはある。先日、小さなタバコ屋がなぜ潰れないかを紹介していた。地域のテリトリーで割り当て(免許みたいなもの)があり、その中で商売をできるので、自動販売機をうまく設置することで、儲かるという話をしていた。

 組織からはじきだされた自分は、組織には戻れない気がする。でも、年商1千万の商売はできそうな気がする。ダラダラ生活だけは避けたい。もうすぐ暑さも終わり、秋がやってくる
オフコース:秋の気配