乾杯の朝


 なでしこジャパン優勝おめでとう!

 さて、夏と言えば、花火にお祭りだった。お祭りに行く浴衣を着てみたい、いや欲しいと思った時期もある。いまじゃ、安くて、手軽に着れるものをショッピングセンターに並んでいる。以前、職場で浴衣で仕事をという日を設けた時があった。年配の女性が若い女性に着つけの世話をしたりして、職場も和んだ。また、女性職員にしても、なかなか浴衣を着る機会がないときに仕事とかで着れて気分転換にもなって喜ばれたことも懐かしい。
 お祭りで私が好きだったのは、金魚すくいだった。どうしたら、数多くの金魚がすくえるか、お祭りの期間中、ある金魚すくいのコーナーに張り付いていたら、その極意を教えてもらった。言葉では、簡単だが、「すくいあげる時に、水を捨てるように斜めに水から出し、金魚だけをすくうこと」だった。何回かしているうちに、大量にすくえるようになったことも懐かしい。でも、今は、出歩くのも暑くておっくうになる。

 思い出は思いでとして、昔と変わらない夜空を眺めながら今日も一日が終わる。