大人のお受験

 
 昨日は、朝から昔の職業訓練校の入校試験(適性検査と面接)を受けに行った。一昨日の現場見学には、30名ちかくだったので少ないかなと思ったら、何と100名近くも受験生がいた。合格者数は18名でそのうち男性は、2名〜3名しか合格できないとのこと。全体では倍率50倍じゃん。

 適性試験の問題も、知能検査のような問題だ。テレビの「平成教育委員会」か、幼稚園生のお受験のような問題が結構多かったような気がする。
 同じ図形を探せとか、あるものを違う角度で見ると同じものはどれかなど、テレビゲームでもやっていれば、逆にすらすら解けたのかもしれない。
 その後、面接試験。人数が多いので、最終番号の人や試験官もお昼ぬきで早くても14時に終わる予定だった。私は、番号が真ん中ぐらいだったのでお昼すぎに順番が回ってきた。面接官の「適性検査はいかがでしたか」の問いに私が「お受験のようでした」と回答すると面接官も爆笑していた。

 久々に頭を回転させたのでほっとした。何でも昔は、訓練校は、失礼ながら遊びの学校と言われていたが、今は、就職率80%のノルマがあるそうだ。そのため試験前に同意書として学校をむやみに休まないこととか書いてあった。世間は変わっているようだ。そして、訓練校だけでは、定員があり、失業者を受け入れられないため、国が補助して民間の訓練教室が相当増えているそうだ。そこも就職率が悪いと補助金が減らされるから必死になっていると訓練校の人が話していた。