認知症


 親戚が久々に母親のお見舞いにきた。母は泣いていた。その後、一人で生活をしている認知症の叔母の家に行くことにした。玄関を開けてもらうために、電話をした。電話はとってくれるが、何回も名前を言っても、プツンと3回も切られた。次は、叔母の娘さんのいとこの○○です。と言ってやっと玄関を開けてもらえた。叔母はぼけてないでしょうと何回も繰り返しながら、オオボケだった。
 でも、久々の親戚の集まりに笑いは絶えなかった。