運命の日


 昨日は、朝から2回の洗濯。早々に弟の入院している病院へ向かった。弟の今月の誕生日にこれといって誕生日らしいことをやっていなかったので病院から連れ出し、母親の介護施設へ連れて行くプレゼントをした。

 お互いに久々の対面なのだが、会話という会話はない。でも会えることが一番なはずだ。

 面会が終わり、施設を出ようとしたとき、弟は、ふらついて玄関でまるで映画のスローモーションを観るかのように転んでしまった。普段、ベッドでの生活が長いため立つことに安定感がないからだろう。施設の人たちが驚いて寄ってきたが、逆に恥ずかしくて大丈夫ですと答えて、そこそこに施設を後にした。

 弟を病院に戻したあと、一昨日行けなかったクイック整体に行って体をほぐしてもらった。

 その後、近くの靴屋によって通勤靴を買いたかったが、先週割引チラシがあったので今回はないだろうと自宅に戻って新聞を開いたら、今日から割引セールをやっていた。そんな細かいことだが、運命の悪い日を感じた。