新世界


 ドボル・ザークは、こんあ素敵な曲を残してくれたのだろう。なくなった父も大好きで、葬式の時にもこの曲のテープを棺にいれたのを憶えている。
 昨夜は、夜勤が終わって、深夜にテレビでこの曲の放送をながしていたので余韻にひたりながらソファーで眠ってしまった。
 目が覚めたときは、砂あらしの画面だった。

 さて、朝から電話の呼び出し音で目が覚めた。家内からだ。隔週ごとに土曜日が仕事のため、職場に近い実家に泊まっていたので起きているか確認の電話だった。

 もう、日は昇りかけており、昨日までの天気とは違った、新世界の青空になっていた。朝の洗濯と散歩を済ませ、朝食をスーパーに買いに行こうと車まで乗り込んだが、あまりにの暑さに断念。冷蔵庫の残りもの(昨日のみそ汁の残り、納豆、食パン一切れ)でお腹を満たした。

 愛犬も、暑さと家内がいないことの寂しさからか、2日間も絶食している。

  この光があれば、病気を治すセロトニンも体内にできて、新世界が誕生することに期待したい。