たった二ヶ月だけの妹(「最幸の法則」…西田文郎(著)…ダイヤモンド社)



 ふとしたイベントで知り合ったラーメン屋の大将のお話。大将が病で伏せている女性に知り合い、身よりが事情によりいないことを知り、兄になることを申し出た。妹は、一度でいいからウェディングドレスを着てみたいとわがまま
を言った。そして大将は、それをベッドの上で実現させた。そしてその十数時間後に妹は亡くなったという。

 他人を喜ばせることは、難しい。でも、自分にも何かできることがあるはず。周囲といっしょに生きていることを今一度考えさせられた。