51歳のラブレター


 S銀行が毎年募集している投稿「60歳のラブレター」、今年の大賞は、仕事に夢がなくなり、故郷を離れることになった男性の物語。

 

出発の前に立ち寄った寿司店でアルバイトの女性に「頑張ってね」と声をかけられそれから3年後に何の縁か二人は結婚した。そして40年、「口べたで融通のきかない僕は、明るく頑張り屋の君に背中を押されて今日まで何とかやってこれた」とある。

 最後に男性は奥さんに想いを文章に残した。『「頑張ってね!」あれから四十年「ほんとうにありがとう」』と結んである。

 私も、口べたで家内に迷惑ばかりかけている。「いってらっしゃい」「ご飯ありがとう」そのほかたくさんの「ありがとう」がある。

 そろそろうつから脱却して恩返しをしたい。