うつVS10年長生きの話


 ある会社の社内報のコラムに、長生きのデータの話があった。
内容は、あるK修道院で、

『感謝』と『幸福』な言葉を常に発していた院生は、普通に生活をする院生よりも10年長生きをしていた

とのこと。心の持ち方で体も丈夫になるという話だった。

 今、認知療法がさかんになってきている情報が入ってくるが、実に難しい。間違えると逆効果にもなりかねないので専門の先生の指導を受けるようによく紹介されているが、その専門の先生がなかなか近くにいない。

 独学で本を読み散らかしているだけなのか。この療法を紹介してうつがなおらないのが家内の重荷になっているようだ。

 今は、一日一日を生きることが日課である。毎日、目を通す言葉に「今日一日が終わればそれでよし」がある。どこからか抜き出して書いたものを心の糧に見ている。

 10年長生きしても健康に歩けないと何の楽しみもなくなると介護の世界をみていると感じる。

 どうすれば足腰を丈夫にして生きられるかが自分の課題であるが、なかなか運動も長続きする秘策もみいだせず、一日々が過ぎていく。

 他人からみればさぼっているように映るのだろうか。認知療法的には悪い
考えということになる。