研修の世話と自分の世話

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 昨日から中学生の職場研修で2人の世話をまかせられている。しかし、2人とも初日から咳き込んでいて、こちらも何となくだるくなる。
 自分が中学校時代には、こんな研修制度はなかった。仕事とはこういうものかと知ることはきっと役にたつはずだ。

 2人とも緊張してつかれきって帰って行く。自分が社会人になったときを思いだす。
 朝、7時半から夜8時が当たり前の世界だったので驚く。4日に一回は、深夜12時過ぎまでのローテーションがあった。
 いまではよく働いたものだと思う。それが当たり前だった。お店の店長は、朝から麻雀かゴルフが当たり前の時代で、いつか楽できると思っていたのにいつのまにかバブルがはじけて、現場の人数も減らされ、店長になっても重労働が増えたが結構たのしかったことを憶えている。

 今の若い人は職がなくて苦労している。自分の苦労は楽をさせてもらったのかもしれない。

 中島みゆきの「時代」が頭で回転しだした。