天から魔法の言葉がまた、下りてきた。「まぁいいかぁ」…宝彩有菜(著)…廣済堂


 「頭」は過去を手放しません。いわば、「しつこい後悔」もあるのです。
…中略…と、「頭」はすぐに、またもとの堂々巡りを始めてしまいます。困ったものです。…中略…「これはもうどうしようもない。何かに頼るほかない・と。、もう、自分の力では脱出不可能だたと、深く思ったときにだけ使ってください。たぶんすぐに抜けられます。そのオールマイティとは、「それは神様の指令だったのだ」というものです。とにかく、「まぁいいかぁ」のあとに。続けて、「それは神様の指令だったのだ」と言います。

 うつの状態が最悪の時に、この言葉に巡りあえていたらと思った。

心が暗く重くなるもの、「心の重荷」。そうですね、例えば、「心配」うあ「恨み」や「後悔」などです。心は同じことを何度も何度も繰り返して考えています。その考えに執着している。…中略…重い荷物に気がついたら、中略…心配を膨らませなければ、それは荷物でもなんでもありません。種は荷物ではないのです。

 重い荷物と考えがちなことを。逆にどこにでもある種としてとらえ、やがて風に吹かれて消えていくものもあると考える。少しだけ、天から魔法の言葉をいただいた気分になってきた。