詩の力…吉本隆明(著)…新潮文庫


 小説作品が着飾った盛装姿だとすれば、詩は身体の骨格である。……。戦後の現代詩を主軸に、俳句、短歌から歌詞にまで拡がる、現代のすぐれた詩歌表現のありようを、その特徴によって類別し、読解を試みる傑作評論。…

 私には、全体的に難しかった。中島みゆき松任谷由実宇多田ヒカル俵万智さんなどの詩も解説されている。
 自分を着飾らない素な自分を取り戻したい。言葉の寺(悟りの場所)=詩 テレビで30年前の歌が流れていた。懐かしさに重ねあわせるように、楽しかった時代が蘇る。