死とアルコール


 朝から体調悪い。職場に行くのがつらい。一日終わればすべてよしで望むが、自分の仕事が見つけられないとどうも息苦しい。時間が苦痛でもある。こんな苦しみを味あうなら生きる価値を捨ててしまいそうになる。
 一日の仕事を終え母の病院へ。酸素吸入器はとれていた。術後の痛みは日々とれているようだが、眠気が強いので早々にひきあげた。
 夕食は家内の手料理。手前みそながら美味しい。ビールとワインがあう。久々の酔いに幸せを感じる。この小さな幸せにこのまま死んでもいいとうつのなせるわざなのか、弱気になる。代償は大きいのに。眠気がやってきた。今は心地よい眠りが幸せだろう。