コンセント…田口ランディ…幻冬舎文庫

ある日、アパートの一室で腐乱死体となって発見された兄の死臭を嗅いで以来、朝倉ユキは死臭を嗅ぎわけられるようになった。兄はなぜ引きこもり、生きることをやめたのか。そして自分は狂ってしまったのか。…

田口さんの小説デビュー作。コンセントをつなぐ、電源をいれる。昔は、扇風機をつける。電機スタンドをつけると言う何げないものだった。そこからこの小説が誕生した。