中山智幸(作家)

朝から雪。昨日よみかけの本 中山智幸の「長い名前」を読み終えた。突然、就職内定を取り消された主人公が、彼女と新しい人生の物語。彼女も新しい職場でいじめにあい、病名は書かれていないが、うつのようである。
 主人公がどう接していいかわからない状況を表現するものとして長い名前として書かれているようである。
さて、今の時期だからか、うつの本をよみあせる。河合隼雄「こころの処方箋」、岩波明「狂気という隣人」、加藤諦三「心の休ませ方」、小川宏「私のうつ病体験記」、上野玲「僕のうつうつ生活」・・・とにかく薬になるのか、ビタミン剤になるのかわからないが次ぎの本を読むこととする。写真はパステルアート「希望の丘」